
by 内村 政光
無駄になったその時間
こんにちは、内村です。 台風が連続でやってきますね。
これ以上の被害が起こらないように願うばかりです。
今回は、自らの体験から学んだ時間の使い方について
お伝えします。
昨日のことです。 ランチ会に参加していただいたさばさんから
セミナーの連絡をもらいました。
早速、ウェブの案内をのぞいてみました。
面白そうでしたのですが、やることもあったので、
また、後でと思い一端そのページを離れました。
翌日、“あれっ~そういえば、セミナーの予約まだだったけ”と思い、
サイトを訪れてみると、・・・
何と、すでに満席になっていたのです。
“あちゃ~、大失敗!”となりました。
ここから得れらることとは?
この体験を振り返ってみると、3つの学びが得られました。
1.時間は貴重なので、1度で決めること
2.決定の際に、自分の優先順位を明確にしておくこと →
決断の時間が速くなります。
3.基本的自分の価値基準を明確にしておくこと。
自分の価値基準を明確にすることでブレなくなります。
これを仕事で考えると
一例でお伝えします。
山田さんは、コンサルティング会社で働いていました。
研修の講師としても活躍していたのですが、
上司からは、「研修のプログラム作成に時間がかかりすぎる!」と
言われていました。
そうなる理由を聞いてみると、
研修プログラムを作る際に、ウエブで調べものをするときがある。
ウェブで調べていると、自分に興味のある言葉が出てくると、
それをクリックして、さらにその用語を調べてしまう。
それを2,3回繰り返していると、いつの間にか、時間があっという間に
すぎてしまい。 ついつい時間がかかってしまう。
あなたもこんな体験があると思います。
この事例は、上記の2、自分の優先順位を明確にしておくこと
つまり、今自分が何をやっている、あるいはやらなければならないのかが
自分の頭や心から吹っ飛んでしまっているからなのです。
だから、彼は毎回、会うたびに“時間が足りない、足りない”と
言っていたのですね。
お金は、失っても稼げば戻ってきますし、貯めることもできます。
しかし、時間は失うと二度と戻ってきませんし、貯めることもできません。
貯金ということばはあっても、貯時間という言葉はありません。
時間を大切にしようと感じた体験でした。