
by 内村 政光
自分たちでできること
前回お伝えしましたように、現在、拙宅はリフォームの真っ最中です。
真っ最中と言いましても、大工さん、電気工事等は終了し、
あとは、自分たちで、家の内壁に漆喰、外壁に防腐剤を塗ったりするのが
残るだけとなっています。
そうそう、友人からいただくことになった家具も配置を考えて
置かなくてはなりませんでした。
昨日は、その友人宅へ出かけて、ついでに友人宅の引越しを
手伝ってきました。
友人はその家をある団体に貸すことになったので、
引越しというよりは、不要な家具を処分することに
決めていたのです。
ですから、正確には、引越しやではなくリサイクルショップ
の方がお見えになりました。
見ていると、階段も狭く、業者の方も額に汗を一杯光らせて
頑張っていました。
そこで、妻が冷えた水、炭酸水、ジュース、コーヒーなどを
近くの自販機で購入し、差し入れをしたところ、
友人の奥さんが、”すみません、本来私がやらなくてはいけないところなのに”
と言って、お金を差し出しました。
状況を変える一言
そこで、妻が言った一言とは、
”何言ってんのよ、私たちは最近引越しした際に、
友人や近所の人たちから、手伝ってもらったり、差し入れを
してもらったりしてくれたのよ。とってもありがたいと思ったわ。
あなたも、そう思うなら、あなたの友人が引っ越す際に同じことをして。”
すると、彼女の目が心なしかうるうるしたのがわかりました。
人は、自分が体験したことは想像できます。
きっと、彼女も友人が引っ越す際には、
同じようなことをするでしょう。
前回のお約束通り、次回は無理せず、簡単に視点を変える
具体的な方法をお伝えします。
つづく