
by 内村 政光
問題の第一印象に囚われていませんか?
あなたが、何か問題にぶち当たった時、その問題の外見に囚われがちに
なってはいないでしょうか?
人は見る用意があるものしか見えません。
そこには想像力が働くスキマもないわけです。
しかも(ここが大事です)そういう状態になっていることに気づかないのです。
一つの答えや見方を決めてしまうと多くの人は、
それ以外の視点に立って考えることをストップしてしまいます。
すると、アイディアはその一つの視点のみということです。
なぜでしょうか?
一度答えまたは、答えを見つける方法を見つけると、達成感や
安心感を感じるので、“やったー!”とか、“これ以上はいいや、面倒だもの”と
なってしまうためと思われます。あなたはどうでしょうか?
一つの視点に執着しない
問題の解決を考えるときには、いろいろな視点から
考えるようにすると良いのです。
いろいろな視点を見つけるためには、少なくとも5通りの方法で、
問題を言い換えるのです。
ここでのポイントは、問題を正しく言い表そうとするのではなく、
何通りにも言い表すことです。
何通りにも言い表していると、
ピッタリした表現が見つかるのです。
問題を何通りにも言い換える方法は、次回以降でお伝えします。
つづく