
2014年8月12日 by内村政光
今回から何回かに分けてストーリーを使って
“お客様と親密な関係になる方法”をお伝えします。
今回はその1
やってはいけない失敗とは?
先日あるセミナー後である方(Aさん)に尋ねられました。
Aさん「ファシリテーションに興味があるんです。」
私 「そうですか? ファシリテーションとは、
そのグループから最大の成果を引き出す技術で
会議とか、職場は言うに及ばずいろいろなところで
使える技術で、・・・・」と
2分以上は語り続けてしまいました。
よく見られる光景ですが、やってはいけないことの一つです。
なぜでしょうか?
人は特に、自分が関心や興味がある事柄(趣味など)や
仕事について尋ねられると“待ってました!”とばかり
相手の聞きたいことに関係なく次から次へと立て板に水の
ごとく“ベラベラ”と話してしまいがちです。
私の場合もそうでした。
Aさんがファシリテーションの何に興味を
持っているのかも確かめずに、
あるいは、
ファシリテーションをどのように捉えているかを
尋ねずに、“身勝手な思い込み”で語ってしまったのです。
これをお読みの方はこのような状況に陥らないように
気をつけてくださいね。
では、このような状況に陥らないためにやることを
これからお伝えします。
ストーリーを使うのはそれからです。
やることとは、とても簡単なことです。
4段階の“きくこと”
セミナーではよく3つの“きくこと”と
言われて、説明されますが、
ここでは、4段階の“きくこと”をお伝えします。
レベル1:“聞こえる” “聞き流す”
このレベルでは、
「遠くから船の汽笛の音が聞こえる」など
自然に耳に入ってくる。 あるいは、
相手の話に興味がないように、「ふ〜ん」と“聞き流し”ている
のです。
たいていの場合、頭の中は何かで一杯になっています。
携帯でメールをチェックしながら“聞いているよ”というのは、
このレベルで、“聞き流しているよ”と言った方が良いくらいです。
話し手にイライラさせたり、困らせたりします。
レベル2:“聞きとどめる”
このレベルでは、反応は素早く、後でゆっくり考える
ということです。つまり、真剣に受けとるというよりも、
全て受け取ってしまう状態です。
話し手をがっかりさせたり、うろたえさせたりします。
レベル3:“耳を傾ける”
これは、問題解決型のヒアリングとも呼ばれ、
前に進むために聴こうと、耳を澄まします。
このレベルでは、相手を少し落ち着かせることが
できるものの、相手は物足りなさを感じることが
よく起きるレベルです。
特に、問題が複雑な場合は誤解を生じる場合もあります。
レベル4:“聴き入る”
ここでは、相手を心の底から理解しようと努力するものです。
相手の立場を感じ取ることが重要で、これにより、真の
人間関係を築くことが可能になります。
このきき方は、相手の内部で起きていることを見出すために、
相手の話に聴きいるものです。
つまり、“相手の視点”から聴くことであり、
“自分の視点”からではありません。
この“聴き方”を実践する為には、あなたの身体全体
(目、耳、心、身体)を使って聴くことです。
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どのようなストーリーが相手に伝わるのかが
分かってくるのです。
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