
先日、S生命様主催のビジネスキャリアアップセミナーに
講師として呼ばれました。
「お役様を動かすコーチング」がテーマとなっており、
持ち時間は30分です。
当日スケジュールを見ると、異業種交流会と懇親会の間となっています。
「あちゃ~ これは、難しいぞ」と思っていました。 予感は当たり、
実際、参加者の方々は、異業種交流会の余韻が残っていて、
「次の懇親会でどの人と話すとよいだろうか?」などと頭がいっぱいに
なっているのが、会場の様子を観ていると手に取るように伝わってきます。
こうなると、コーチングについて、うだうだ話すよりも
ここはビジネスに活かせる「ストーリー(物語り)」です。
賢者と僧侶
気もそぞろの方を1つのストーリーでこちらへ巻き込まなくては、後が続きません。
そこで、冒頭に、「昔、あるところに、一人の僧侶がいました。その僧侶は、人生の
意味を教えてくれる賢者をさがしていました」と物語りはじめますと…
先ほどまで、天井をさまよっていた参加者の方々の耳がダンボの耳となって、
一言も聞き逃すまいとしているのが感じられました。
やはり、ストーリー(物語り)は強力です。
こうなると、後は参加者と一緒にセミナーを楽しみながら、学んでいけます。
アンケートも好評で、終了後、「もっと聞きたい、学びたい」ということで、
次回セミナーのお申し出もいただきました。
ありがとうございます。
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