「お客様のサインをキャッチすることは大切だ!」
<10月17日(日)午前9時00分~午後5時00分>
【サインとは…】
お客様との人間関係力を高めるポイントの一つは、
お客様のどこを観ていくかということです。
それは、お客様の本音は言葉だけではなく、
お客様の態度やしぐさ等に現れているからです。
これをサインと呼びます。
今回は、このサインをキャッチし、お客様の本音を知るのを
ねらいとした顧客満足プログラムThe Repeater(ザ リピーター)を
使って研修を進めます。
最初のウォーミングアップが終わり、
いよいよ、本題がスタートです。
ボランティアで営業マン役のFさんと、お客様役として
N(奥様役)さんとY(ご主人役)さん(夫婦役)に
デモンストレーションをトライしてもらいます。
【悪夢が2分後に…】
スタートしてから2分程経った頃でしょうか…
突然、営業マンのFさんの額に汗が現れたかと思うと
「話を変えましょう!」と一言。
これには、観ている参加者も唖然!
なぜこうなったのでしょうか?
ここで最初のシーンを振り返って見ます。
「いらっしゃいませ」と営業マンFさん
「こんにちは…」とNさん、Yさん(夫婦)
から始まります。
和気あいあいとした雰囲気の中で、
Fさんは、「Y社の展示場は初めてですか?」
「洋風ですか? 和風ですか?」
「内装は~…」などとパンフレットを見せながら
次々と問いかけていきます。
【真意は手のサインから】
身体の前で両手をもじもじさせていた
その問いかけに答えていたYさんから
質問が出ます。
「坪、幾らくらいですか?」
「坪ですか?」とFさん
この後も「月の返済はどの位でしょうか」などと
お金に関するやり取りがすすんでいくのですが…
NさんYさんがお互いに何度か見合わせ、
何か言おうとした際に、
Fさんの「話を変えましょう!」発言となったわけです。
【ふりかえりで明らかになったものとは…】
ここで起こった、「話を変えましょう!」発言の原因を
探っていくのが、ふりかえりです。
実は、夫婦役のNさん、Yさんは最初から予算的なことが
気になっていました。
特にそのサインはご主人役のYさんの手に現れていました。
つまり、もじもじしていたYさんの手は、
Yさんの気持ち(予算的なことを知りたい)を物語っていたわけです。
研修の感想はこちらから…
果たして営業マン役のFさんは、そのサインに気づいていたのでしょうか?
つづきを知りたい方は…