支援研秋の実りの会「セミナー生出演」レポート

 

 

 

 

 

 

 

【何もしないファシリテーター】


支援研でのセミナーのご依頼を受けたときに
幹事のMさんを巻き込んで
考えたコンセプト、
「支援とファシリテーションとの関係を体験を通して感じる」
を軸にセミナーが進みます。

 

【体験を通して感じる】

 

 

 

 

 

 

ポイントである「今、ここでの体験を通して感じる」ということは、
子供の頃から概念学習に慣れ親しんでいる方にとっては
なじみが薄いのか、その枠から出るのに
苦労しているようでした。

 

そのような中、内輪話が始まり場が盛りあがります。

しかし、そこでファシリテーターを待ちうけていたのは…

 

ファシリテーションのブラックホールでした。

 

【ファシリテーター危うし!】

 

 

 

 

 

 

 

ファシリテーターはファシリテーションをしているとき、
自分の状態を感じ、観察し、客観視します。 

 

なぜか?
それは、自己の価値感等を人に押し付けるようなことを
避けるためです。 

 

なぜならば、ファシリテーターは参加者と共に
学ぶものです。 無論、教師でもありません。

 

ファシリテーターの役目は参加者が互いに考えを発表しあったり、
情報を共有することにより
新たなもの(この場合は自分達の体験から湧き出たファシリテーション観)
を見つけるために参加者と共に力を合わせることにあります。

 

ところが、体験学習のサイクルを伝えた時の伝え方は
上記のようではなく、押し付けがましいもの
となってしまったのです。

 

この場をテコにしていかに進めるか!
ファシリテーターとしての技量が問われるところです。

 

【ピンチの中でファシリテーターは人と人とを結びつける】

 

 

 

 

 

 

 

場の空気が重くなった時こそ、
ファシリテーターは一人、ひとりを観ていきます。

 

すると別の感じを抱いている人が…

居ました!

 

ここまでの場に支援研としての危機感を感じていた
参加者の方の発言でした。

 

その方の発言を機に場の凝集感がグッと増したのです。

 

【この場は安全か?】

 

 

 

 

 

 

 

今回のセミナーで気にかかっていたことがありました。
毎回支援研に出ている方と初めて参加される方との関係です。


つまり、お互いにある程度気心がしれている方と、
初めて参加される方との関係づくりです。

 

というのは、場の安全が確保されて初めて
自分の本音が出せるからです。


アンケートには…

 

そこで、場をシャッフルすることにより、
様々な人々と触れるようにしたところ、
最後になってファシリテーター観をだす際に
花が開きました。 

 

その結果、一人ひとりがチームとなってファシリテーションと
結びついたと感じられたのです。

 

これは参加者の方も感じられたようで、


アンケートには…

 

この後、ファシリテーション観を全員から
出してもらうのですが、

 

ホワイトボードに書かれた一つひとつの文は、
ファシリテーターが、述べた言葉は一つも書かれていません。

 

参加者の方々、一人ひとりが出されたものです。

その中には、ここでの体験から紡ぎだされた文も出てきました。


例えば、こんな発言がありました。

「今の体験から気づいたのですが、相手が自分で火をともす支援をする」

 

他にも、
「今日は食べたことのない美味しい料理を食べた、すごくワクワクしている」
などと、体験から湧き出たものがでてきました。

 

【支援とファシリテーションとの関係とは?】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支援とファシリテーションとの関係が表舞台に上がらなかった
理由の一つは、ファシリテーターの姿勢にあります。

 

その姿勢とは…

"mailto:fa-uchi@globfa.com"メールでお問い合わせ

 

ホワイトボードに書かれた中に
「ファシリテーターは何もしないで居ることが大事」と書かれていました。

 

ファシリテーターは本当に何もやっていないのでしょうか?

 

その答えは…

■ビジネスファシリテーター養成講座 2日間集中コース 東京にて!

 

"http://my.formman.com/form/pc/Rwtylg13qenMPPwK/"