コーチング研修事例

■コーチング研修で変わった部下への対応


流通業界において躍進目覚しい
東京多摩市K社の本店にて行なったコーチング研修の様子をお届けします。

 

今回のコーチング研修にも弊社の特徴である
体験学習の循環過程を万華鏡のように
あちらこちらに「キラキラ」と散りばめて行なっています。

研修の対象は
黒のエプロンが真っ白なシャツを引き立たせているRSさん、 
淡い黄緑色の春らしい装いのKKさん、
白地に小さい水玉模様の明るいシャツのMTさんらマネージャクラス。

 

【最初はオリエンテーションから】

先ずはオリエンテーションで、
セミナーの心得、ルールをお伝えした後、
体験学習の循環過程の
「体験」からスタート。

 

テーマは「あなた…わたし」
そこではプロセス(心の中で感じたこと、起こったこと)が
口からポンポンと出る人、

 

逆に「貝の口」なんちゃって本音が出ない人
まさに十人十色!

 

ということが分かるのは
「指摘」、「分析」での「ふりかえり」から
でしたね。

 

続いて、各人に本日の研修の目標設定、を書いていただき、
次も体験学習の循環過程の「体験」
からはじまり、はじまり…

 

ここでは「関係性を作りながら
お互いのゴールを明確にする」

を楽しみながら「スイ、スイ」と進めるのでした。

 

終わりに近づくにつれ、
「もっと話したいね」というプロセスも
出てきました。

 

【部下とどう接するか?】

普段、部下や同僚と話すときにも
相手はなかなか本音を話してはくれません。

 

そこでまずは、相手が安心して話せるために
ラポール(心の架け橋)をかけます。

 

このラポールのかかった状態をつくりだすためには
環境設定が大切なのです。

 

【その環境設定とは】

環境設定でもっとも簡単なのは
こちらからオープンになること。

 

但し人間関係構築が充分できていない
関係だと、セクハラに注意ということで


「パーソナルスペース」の
「体験」、「ふりかえり」、「仮説化」、

 

そして


「ペーシング」の「体験」、「ふりかえり」、
「仮説化」の循環サイクルを回します。

 

【何故か合わないペーシング?】

「ペーシング」のふりかえりでの一言
Sさん「最初はちがっていても、合ってきちゃうよ」に対し

Kさん「あら、私なんかは意識して合わせなかったわよ」

 

講師「あちゃ~、やっぱりそこだけ合わないなあ~
と感じていた理由がわかりました。

それだとペーシングにならないんです」

 

【何をきけば良いの!?】

コミュニケーションを学ぶと
「きくことは大切なんです!」とつばをペッペッと飛ばして言われる。
「それって一体何をきけば良いの?」という疑問が湧いてきませんか?


相手の話し? 相手の心? それで十分でしょうか?

それだけでは足りません。


そこに「自分の心」も加えましょう!

相手の「気持ち」に焦点を当てて聴くと
何が伝わってくるか?」
自分の気持ちはどうなのか?


「ふりかえり」へと進んだところで
予定時間を1時間以上オーバー。

 

最後に皆さんの感想を述べていただき
「残念、もう少し時間が欲しいが」という
本音を出したところで終了。

 

以下は感想のほんの一部です。

 

KKさん:小さい部分でも話すことにより
     理解につながった。 また

     ゴールを設定しなければ達成へと
     つながらないことが分かった。 

MTさん:一人ひとりとの関係をより密にして
     気づくことによりコミュニケーションが
     よりスムーズになることが分かった。
     参加型で楽しいよ

KNさん:相手といつもその場に一緒にいることは
     大切であることが分かった。

RSさん:今、教えなければいけない立場なのですが、
     上手く行かず困っていました。 そのことが
     ゴール設定のところでよくわかりました。
     分かるまで話しができました。
     おもしろかったです。

JSさん:職務上からみると、
     常にコミュニケーションを最優先は
     していないという自分の一面と向き合う
     機会となりました。</font>

 

"mailto:fa-uchi@globfa.com"